船橋市 児童がブラインドマラソンに挑戦
視覚障がい者への理解を深めようと、船橋市の小学生が目隠しをした状態で走るブラインドマラソンを体験しました。
視覚障がい者の抱える不安を実感して介助する立場の大切さを学ぼうと、ブラインドマラソンを体験したのは船橋市立飯山満小学校の5年生約130人です。授業では日本ブラインドマラソン協会から講師が訪れ、視覚障がい者の日常の危険や苦労などを紹介しました。講義のあと子どもたちは実際に目を布で覆い、何も見えないなかで走るブラインドマラソンに挑戦。子どもたちは当初、視界が遮られて不安を感じている様子でしたが、伴走者に手を引かれることで落ち着きを取り戻し、息を合わせて歩いていきました。
児童は「走っていると方向が全く分からないので怖かった」。「視覚障がい者が安心できるようにうまく声をかけていけたらいいなと思いました」と感想を述べました。